
新卒育成

私たち新卒採用部門は配属先を決めるまで内定者の育成責任者となり、配属先が本来の意味でシステムエンジニアとしての学びに注力できる環境となることを第一に考えています。
その為、新卒育成では採用した一人ひとりの個性を理解し、同期チームワーク力の醸成と共に、システムエンジニアとなるための基礎技術や学習力・時間創出力・企業人としてのマインドを内定期間1年間をかけて習慣化することを目的としています。
本プログラムの教育制度は毎年向上し、新卒の成長水準にバラつきが少なく、全員が真っ直ぐと成長しています。
内定者研修の講師は全て社員が努めますので、コロナ禍でも複数の社員と交流しながら社風に慣れ親しみ、企業人としてのマインドを醸成することが出来ます。
これは内定承諾後の離脱ゼロ、新卒入社3年目までの離職者がほぼいないという結果に繋がると考え、私たちは毎年カリキュラムを見直しながら、新卒育成を行っています。
素直な新卒の成長は新卒ブログでご紹介しています。

【リモート技術研修】
仕事で使えるプログラミング言語を先輩社員がマンツーマン指導!
大学時代からプログラミング経験を積んだ人も学ぶ。
プログラミング未経験者は間違った癖をつけさせない。
このコンセプトの元に、内定承諾した直後から先輩技術者とペアになり、内定者が解いた課題を先輩が添削指導します。
全課題数は140問以上、1年かけて全問終了までしっかり学びます。
本年度の指導者は新卒2~3年目社員が担当。
指導者は同じ研修と実務経験を活かし、実務では絶対に起こしてはいけないエラー(バグ)やケアレスミス、 学習者が自ら調べて答えを導く方法で教えることを大切にしています。
またエラーを出さないプログラムの重要さや同じミスを繰り返さない癖をつけること、そしてプログラム内のコメントを的確に書くことで 日本語の論理的な表現も学んでいくことを目的としています。

【内定者集合研修】
若手技術者や新卒採用部門が講師となり、講師陣が自らコンテンツ制作したactive learningを実現しています。
テレワークが主体となることを考慮したオンライン研修もありますが、ハードウェア組立等の体験学習は対面研修など、入社後にも社会人として安心してスタートできるようなプロクラムを実施しています。
採用育成部門からは「ビジネスマナー」「Excel関数/VBA」「プレゼン」「チームワーク」「創造力」等をWorkshopを通じて経験し、日常に活かしていきます。
技術部門からは「アルゴリズム理解」「モブプログラミング」で複数言語理解を深めます。
また本研修の伏線として、Oracle Java資格取得に対して内定者が自分で決めた期日に高正解率を担保できるようサポートすることで、品質の高い成果創出を経験させます。

【外部マインド研修】
1年間の内定者研修にある負の面「馴れ合い」。それを補うのが外部マインド研修です。
入社式後2日間に渡り『社会人として外部の新卒と交わり、初めて会社の看板を背負っている自覚に気づかせ、サービス提供者とは?内省持論化できる人材とは?』をテーマに、 弊社と人間性採用基準を同じとする企業様の営業職新卒と共に脳科学的に言うと”別領域の脳”を刺激する学びで別の意識を呼び覚まします。
本研修は3シーズン(4月・9月・翌5月)構成。4月はマインドセット、9月は半期振り返り&後期アクションプラン構築、 翌5月は他者を見て自己を改め1人称企業人としてのベクトルを定める事を目的としています。
研修を実生活に落とし込み、複数回の振り返りを視点を変えて考える機会を与え、実践状況を企業側が見守り指導する体制が重要だと考え、生きた外部研修を活用しています。

【外部技術研修】
新卒一人一人の技術力を見た上で内容を確定
外部研修は内定者技術研修の内容を踏まえ別言語を学び連携することで、多様なアプローチの演習を経験し暗記プログラムではなくプログラム学習へのシフト・定着を目的としています。
新卒はマインド研修で”サービス提供者”である自覚を持った直後から本研修が1か月間行われます。本研修は毎年同じ専任講師により 弊社新卒だけにカスタマイズされた演習を個々のスピードに合わせて習得させます。
また入社2か月間、週1回業後に実施される「研修報告会」では、研修内容の報告書・プレゼン・技術面での曖昧理解を複数の技術職の先輩から指摘を受けることで、 質問の仕方・報連相の行い方を実践練習します。
「研修報告会」はOJT期間も継続されますので、既存コード解読や追加開発等で生まれた新たな課題解決法・web検索手法・PM脳理解とその理由など、 具体的な疑問を解決する場となります。